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フリーランスになって良かったこと・悪かったこと|お金・休み・スキル

フリーランスのフロントエンドエンジニアになって半年以上が過ぎました。

本記事ではフリーランスになってみて、良かったこと・悪かったことをまとめていきたいと思います。

気になるお金の話なども教えられる範囲で公開します。

この記事の筆者

フロントエンドエンジニア
Yamato

未経験から独学でフロントエンドエンジニアになりました。上場企業のWeb制作チームマネージャーを4年経験し、現在フリーランスをしながら法人を設立しフロントエンドとして活動しています。JS/WordPress/Vue/Shopifyが得意です。

では始めていきます。

結論から言うと現時点での良かったこと/悪かったことを整理するとこのような表になりました。

◎フリーランスになって良かったこと4選

1位 対人ストレス激減

フリーランスになって一番良かったことは、仕事上での人間関係で面倒なことがなくなったことです。

例えば、意見を通すために上司や他部署への根回しや、苦手な人とのコミュニケーションなどです。

上記のようなコミュニケーションは個人的に会社では必要なことと思ってはいて、特に辛かったと思ったことはありませんでした。

しかしいざ、フリーランスになってみると、根回しや苦手な人との関わりが一切なくなり、心が穏やかな状態になっているのに気づきました。

表には出ていなかっただけで、実はストレスになっていたようです。

個人的に一番きつかったのは部下を評価する時期でした。

私は管理職だったので、毎期評価をして部下にフィードバックをしなければなりませんでした。

全員が評価を快く受け入れてることもないので、期末の評価時期の気持ちのストレスは大きかったです。

フリーランスなりこれがなくなったのは一番大きいです。

2位 仕事を選べてスキルアップ

次に良かったことは仕事を選べると言うことです。

フロントエンドとして会社に勤めていると、業務上触る言語はその会社で必要な言語だけになります。

私の場合、言語で言うとHTML /CSS/JavaScriptだけしか触ることがありませんでした。あとはWordPressを少しカスタマイズするだけでした。

この環境ではフロントエンドエンジニアとしての市場価値をあげるのは難しいです。

別の言語を主に扱っているところに転職するのもアリですが、同じことの繰り返しになります。

フリーランスになれば、自分が学びたいことを学び、仕事でそのアウトプットが可能になるので自分で市場価値を高めることができます。

私で言うと、WordPressでコーポレートサイトの制作、ShopifyでECサイトの構築、PHPでの検索システムの構築など、前職では経験できない仕事をすることができ、自分のフロントエンドとしての市場価値をあげることができていると感じています。

ちなみにインプットはudemyでやっています。

参考【2024最新Udemy】Web開発フロントエンドにおすすめ講座10選!Web制作初心者中級者向け

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また一度お仕事をして、やりにくかったところや、搾取してくるところとはお仕事をもうやらないと自己判断できるので、それも良い点です。
会社勤めだと仕事を選ぶことはできないですね😅

3位 勤務時間・休みが自由に作れる

良かった点の3つ目は勤務時間と休みの自由度です。

私は勤務時間を特に決めているわけではありませんが、基本的に週3回ジムにいきます。

ジムの日は、朝5時起きで朝食後ジムに行き、帰ってきてシャワーをあび、休憩し大体9時から仕事を始めます。

ジム以外の日は朝6:30から仕事を開始しています。

ジムに行く日も行かない日も大体18時に仕事を終わらせています。

こんな感じで勤務時間に関してはかなりフレキシブルにしています。

休みに関しては週末1日と平日1日の週休2日にしています。

私は小さい子供がいるので、週末休みだとどこも混んでいて大変です。

バスや電車などでは人が多く、ベビーカーでの移動が大変なので平日に1日休みを作ってお出かけするようにしています。

平日はゆっくりお買い物ができるのでどこに出かけても満喫できます。

4位 会議などの無駄な時間が無い

良かった点の最後は、無駄な会議や意見を通すための資料作成などの時間がなくなったことです。

私は管理職だったからなのか、いろんな人から会議への招待がメールで飛んできて、気づけば自分の1日の予定が8割会議で埋まってしまうことも頻繁にありました。

しかも大概の会議は「なんの会議なんだ?」「これはオレが必要な会議なのか?」みたいな内容です。

大体平均で1日の半分、つまり8時間勤務のうち4時間がこのようなことに時間を使っていたので、月20営業日として、毎月4×20=80時間(10営業日)をほぼ無駄にしていたことになります。

もちろん全てが無駄ということではないですが、フロントエンドとしてのキャリアを考えると非生産的なものが多かったです。

この80時間を全て自分のやりたいことに使えるようになり、フロントエンドとしての市場価値をあげるきっかけになりました。まさにTime is Money.です

以上が個人的にフリーランスになって良かったことになります。

続いて、フリーランスになって悪かったことを紹介します。

✖️フリーランスになって悪かったこと4選

1位 孤独との戦い

個人的に一番辛いのは、基本的にいつも一人で黙々と仕事をするということです。

前職ではワイワイ仕事をしていて、やりたくない仕事や、大変な時期でも同僚と楽しく、切磋琢磨しながら日々を過ごせていましたが、フリーランスになると一人でひたすら仕事をすることになります。

私は人との関わりは好きな方でしたので、この点は一番辛いところです。

逆に人との関わりが好きじゃない人にとっては良い点になります。

2位 お金が安定しない

次は、お金が安定しないことです。

この話はフリーランスあるあるで、皆さんも「またか…」と思うかもしれませんが、実際にフリーランスになって体験すると、とても切実です。

長期的な売り上げを常に心配しています。

「今月、来月の仕事は確定してるけど、再来月は何も決まっていない…もしかして0?」みたいなことばかりです。

そして収入の揺れ幅もすごいです。

実際、今までの私の最高月間売り上げは¥765,000で最低月が¥104,500です😂

この最低月は「インプットをする月」と決めていて、案件を押さえていたので個人的には想定内なので問題はないのですが、会社勤めでは経験できないお金の不安定感ですw

妻になんて言おう…😓

3位 経理関係の事務作業が増えた

悪かったことの3つ目は経費・税金などお金関係の事務作業をしなくてはならないという点です。

税理士にお願いするというのもいいのですが、私の場合まだまだ税理士を雇う余裕がないのと会計ソフトを使うと自分でも処理できるとわかったので、自分でやっています。

ちなみに私はfreeeでやっています。

レシート・領収書もスマホで撮ればデータとしてfreeeが管理してくれますし、見積もり・請求書の発行も簡単で売り上げの登録も自動でやってくれるので、今年の確定申告も30分ぐらいで完了させることができました。

個人的にUIが好きなのと、使いやすい、チャットサポートのレスが早いのが気に入っています。

とはいえ、日々お金の出入りは自分で管理しないといけないので、ここはフリーランスのデメリットとして考えています。

4位 飲み会が減る

私自身が同僚との食事や飲み会が好きだったので、それが減って寂しいなー。と思ってるだけですw

もちろんこの事がなくなって出費が減るという良い点もあるのですが、個人的にはマイナスにしています。

飲み会が嫌いな人にとってはこの項目も「良かったこと」になりますね。

以上がフリーランスになって悪かったと思う4選でした。

まとめ

改めて、フリーランスになって良かったこと・悪かったことの個人的ランキングを掲載します。

実際にフリーランスになってみて体験してみると、特に悪かったことは身に沁みます。

特にお金に関しては心配をしている方が多くいらっしゃるようですが、事前に6ヶ月無収入でも生活できるぐらい貯めておくと心は安定させられます。

フリーランスになろうと思っている方がいれば事前準備さえしておけば問題ないです。
働き方によっては収入を爆上げできますし、家族との自由な時間も増えます。

個人的にはフリーランスになって良かったと思っています。

何かしらの参考になっていればうれしいです。

では!

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