

少しずつコードが書けるようになったけど自信がない。まだ案件を受けるのが怖い。わかったようでわかっていない気がする。。
このような方は一度書籍を通して体系立ててweb制作の知識を固めることをオススメします。
自信が生まれない要因の1つは知識量の不足です。(他には経験の量と思っています)
例えば受験である教科の知識が足りていないと試験当日は不安になりますよね?それと同じです。
そして知識を固めるには書籍が最適です。
理由は書籍は体系立てられて構成されており抜け漏れなく学ぶことができるからです。
逆に、検索は不明点をピンポイントで調べることになるので穴だらけの知識になりがちです。

そして各言語1冊ずつ理解できれば十分です。
現在、私がフリーランスとして独立できたのは書籍を通して基礎知識のインプットに時間をかけてきたからだと思っています。
本記事では私自身が独学の時に使っていたものやメンバー育成の際に使ってよかった書籍を紹介するので書籍選びの参考にしてください。
フロントエンドとして理解必須のHTML・CSS・JSに関する書籍とWebの周辺知識を深められる書籍を紹介します。
では紹介していきます。
HTML / CSSの書籍 4選
HTMLとCSSはセットとして本に組み込まれていることが多いのでここでもまとめて紹介します。
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 対策テキスト&問題集

POINT
- 全てのHTMLの要素が丁寧に解説されている
- CSSはFlexboxやGridまで解説されている
- ネットワークやセキュリティなどWeb周辺知識も網羅
- 逆引き辞書的に使ってもOK
まず一つ目はHTML5プロフェッショナル認定試験の認定教材です。
試験に合格するとHTML5技術者認定資格が得られますが、個人的にはそのような資格は不要と思っています。(資格持ってる?とか聞かれたことが無いです)
この教材はレベル1と記載されていますが、レベル1だけでも十分HTML・CSSを学ぶことができます。(私はレベル1だけしか持っていません)
内容自体は“プロフェッショナル認定”というだけあり全てのHTMLタグ、CSSプロパティについて詳細に解説されています。
学び始めた方にはHTML /CSSの”教科書”として最適ですし、HTML/CSSオタクになりたいって方にもオススメです。
私自身は4年前に購入したのですが、現在も辞書のように使っています。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座

POINT
- Webサイトの制作の流れがわかる
- 様々なレイアウトのページを実装できる
- Twitterなどの外部メディア導入も実装できる
- サンプルサイトを作成する
書店に行けば必ず置いてありAmazonの中でも常に上位に上がってくる名著ですね。
Amazonでのレビュー数が圧倒的に高いです。
調べてみると他の参考書はレビュー数1桁から300ぐらいですが、本書は1800を超えています🙄
内容的にはHTML/CSSを1から解説するものではないのである程度基礎がある方に向いています。
最後にサンプルでカフェのサイト(4ページ)を制作するので様々なレイアウトの実装方法を学べます。
私は前職の職場で新人の課題図書として使っていました。
Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法

POINT
- 複数のCSS設計パターンを学べる
- 運用面を考慮したCSSが書けるようになる
- CSSの命名規則を考えられるようになる
なんとなくCSSを使えるようになってきたぞ!という方におすすめです。
間違いなく今よりも見やすいCSSを書けるようになります。
ランダムにCSSを書けば公開後に修正や更新が入った時に苦しみます。
本書はCSSをちゃんと設計して書けるようにコンポーネント設計について丁寧に解説しています。
更新性の高いサイトの実現に役立つ一冊です。
前職では、開発時のCSS設計ルールをこの本を元に作っていました。
現場のプロから学ぶ CSSコーディングバイブル

POINT
- CSSとSassを全て網羅
- CSS設計の考え方がわかる
- Sassファイルの管理方法の具体例を紹介
- Sassを使いながら実制作ができる
この本もCSSがある程度自由に使えるようになった方におすすめです。
CSSを効率的に書くためのSass。もはやSassを使わないことの方が少なく、フロントエンドならマストで学ばなければならない分野になっています。
CSSの基本も紹介されていますが、主にSassや、CSS設計について勉強したい方にオススメです。
Sassのフォルダ管理、ファイルの分け方など実務でも重要な部分を実例を見せながら解説してくれています。
JavaScriptの書籍 3選
HTML /CSSの後に学習を始める方が多いJavaScript(以降JS)。
JSを始めるとプログラミングの考え方が必要になってきます。そしてここらへんから挫折する人が多い印象です😓
だからこそちゃんとした教材で学ぶべきだと思います。
初めてのJavaScript 第3版 ―ES2015以降の最新ウェブ開発

POINT
- JavaScriptの原理から学べる
- 初心者には教科書として使える
- 中級者にとっては逆引き辞書として使える内容
JSの基礎をちゃんと理解したい人にはオススメの本です。
サンプルサイトを作っていくスタイルではなく、JSを一つのプログラミング言語としてしっかり解説しています。
大学の教科書っぽいとこがあり体系立てて説明がされていてかなりの良本ですがポップさはないです😂
イラストがないと無理!と言う方には向いてないです。知りたいことが出てきたら逆引きとして使うといいと思います。
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版

POINT
- JavaScriptを書きながら学べる
- JavaScriptを使ってゲームを作る
- イラストが豊富で視覚的にわかりやすい
JSって何ができるの?ってところから学びたい人にオススメです。
私もこの本からJSの勉強スタートさせました。
JSの基礎内容はもちろん実装のサンプルもゲームを作ったりと目に見えるアウトプットがあるので楽しみながら学べる一冊です。
ランキングブログで有名なmybestの「JavaScript本のおすすめ人気ランキング20選」でも1位に選ばれていました。
jQuery最高の教科書

POINT
- とにかく解説がわかりやすい
- jQueryを書きながら学べる
- スライドショーなど実務で使う実装が多い
「jQueryの学習本といえばこれ」と先輩に渡された本です。
他の言語は複数の本を購入して勉強していたのですが、jQueryはこの一冊で全てを学びました。
それほど中身が充実していて私の場合はjQueryで言えば実務で使う内容が全てこの一冊でカバーできました。
サンプルもスライダー、ホバーエフェクト、追従ヘッダーやドロップダウンなど実際のサイトでよく見る実装ばかりなので楽しみながら学べます。
Webの仕組みがわかる書籍2選
ここからはWebに関わる人材に基礎知識となる書籍を紹介します。
教養として読んでもらうといいと思います。
個人の経験ですがこの辺の情報はネットは曖昧な情報多く信頼性に欠けるのですが、書籍だと信頼できます。
インターネット技術の絵本

POINT
- ネットワーク、サーバー、セキュリティなどが簡単に説明されている
- 絵本なのですぐ読み終わる
- ざっくりとWeb周辺知識を知っておきたい人にオススメ
目に見えないインターネットの裏側の世界だからこそ”絵本”にまで落とし込んでわかりやすく解説してくれています。
インターネットの基礎、Web・メールの仕組み、ネットワーク構成、サーバーサイド技術やセキュリティに関してまでもイラストでわかりやすく丁寧に解説しています。これらの内容を学ぶのに最初の一冊としては良本です。
小さい書店には置いていない可能性があるのであらかじめ要確認です😅
イラスト図解式この一冊で全部わかるWeb技術の基本

POINT
- 図解で説明されているので初心者でもイメージしやすい
- Web周辺の基本知識を身につけたい人にオススメ
「インターネット技術の絵本」よりWebの部分い焦点を絞っており、深く狭い内容になっています。
Web技術はもちろんHTTPの通信の仕組み、Webアプリケーションの基本、Webシステムの構築と運用について詳細に書かれています。
この本もイラストがわかりやすいので前提知識がなくても理解できる内容です。
フロント、バックエンドに限らずプログラミングに取り組んでいる方なら持っておいても良い良本です。
まとめ
本記事はフロントエンドにおすすめの書籍9冊について書きました。
どれも書店で並んでいますしAmazonのレビューも高いものです。
私自身も当時使っていたものから、現在でも使っているものもあり満足度の高いものばかりです。
みなさんの習熟度に合わせて、最適な書籍を見つけてみてください。
では今回は以上です!
ほな🙌🏻
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